大豆製品を食べよう!
健康を考えるうえで、大豆は完璧な食べ物です。
大豆製品といえば、豆腐、納豆、醤油、味噌…など、私たちの食生活の中でも馴染みの深い食材や調味料が浮かぶと思います。大豆は様々な形に加工することで、栄養を高めたり、使い易さや栄養の吸収のしやすさなどの工夫をしています。
■さまざまな大豆加工品
◎豆腐 ⇒ 豆乳をにがりで固めたもの
◎高野豆腐 ⇒ 豆腐を凍らせて解凍・脱水したもの
◎納豆・醤油・味噌 ⇒ 水煮大豆を発酵させたもの
◎豆乳 ⇒ 水煮大豆をしぼったもの
◎おから ⇒ 水煮大豆をしぼって、豆乳をとった絞りかす
◎ゆば ⇒ 豆乳を熱したときにできる皮膜をすくったもの
◎きなこ ⇒ 大豆を炒ってひいたもの
など、私たちが日ごろ口にすることの多い食品ばかりです。
■加工方法で変わる栄養素
ご紹介したとおり、大豆は様々な加工を経てそれぞれの大豆食品になり、その加工方法で栄養成分に違いが出てきます。
例えば、高野豆腐は一度凍らせて栄養成分が凝縮されることで、たんぱく質が多く含まれています。
豆腐、豆乳など水煮大豆から加工する食品は、水溶性の栄養成分が溶け出してしまうため、ビタミンB1や大豆イソフラボンは少なくなってしまいます。また、おからを取り除いてしまうので、食物繊維はあまり残りません。その代わり、消化吸収は良くなります。
イソフラボンが多い食品といえば、蒸し大豆や納豆。イソフラボンは、抗酸化物質であるポリフェノールと同じような働きをし、悪玉物質を下げることが分かっています。
納豆はビタミンKやレシチン、葉酸も多く、健康価値の高い食品です。
■ 過剰摂取は厳禁!バランスのよい食事を。
このように、加工過程で栄養素が変わる大豆。普段の食事も、同じものを摂取するのではなく、いろいろな食品を摂って偏りのない栄養管理をすることが理想的です。
また、美容のためにも摂取したいイソフラボンですが、サプリメント等による過剰な摂取にはリスクが伴います。日常で普通に大豆製品を食べる分にはあまり気にする必要はありませんので、極端な過剰摂取は控えて、効果的に取り入れましょう。
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水以外に豆乳で割るのもおすすめです!!
参考
だいずDAYS HP https://daizu-days.com/
牧田善二著 「医者が教える食事術 最強の教科書」