予防は若いうちから!!

先日、骨折した母の付き添いで整形外科に行った時のこと。
この病院の待合には、いろいろなポスターと院長自らが書かれている健康についての掲示されています。
ふと、院長直筆の『ロコモ』についての読み物と1枚のポスターに目が留まりました。

『たんぱく質』とあると気になってしまいます。
ということで、今回は『ロコモ』について調べてみました。

■ ロコモとは?

運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を 「ロコモティブシンドローム」=ロコモといいます。

人間が立つ、歩く、作業するといった、広い意味での運動のために必要な身体の仕組み全体を運動器といいます。
運動器は骨・関節・筋肉・神経などで成り立っていますが、これらの組織の障害によって立ったり歩いたりするための身体能力(移動機能)が低下した状態が、ロコモなのです。ロコモが進行すると、将来介護が必要になるリスクが高くなります。

日本整形外科学会 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト https://locomo-joa.jp/locomo/ より

・・・・・・・・大変ですね。

ロコモ予防として、何をしたら良いのでしょうか?

 

■ 「ロコモ度テスト」で調べる

ロコモかどうかは、簡単な3つのテスト「ロコモ度テスト」でわかるそうです。

☑ 脚力を調べる「立ち上がりテスト」
☑ 歩幅を調べる「2ステップテスト」
☑ 身体の状態、生活状況を調べる「ロコモ25」

 

■ 「ロコチェック」で気づく

7つの項目はすべて、骨や関節、筋肉などの運動器が衰えているサイン。
1つでも当てはまればロコモの心配があります。

■ ロコモ対策は運動と食事

ロコモは運動で予防と改善ができます。

「ロコトレ」← やっときました。ポスターのアレです。
「食生活」骨や筋肉の“素”は毎日の食事から。← これもポスターにありました。

筋肉量を増やすためには、タンパク質が必要です。が、エネルギー源となる炭水化物や脂質をしっかり摂っておくことも大切です。
エネルギーが不足していると、身体は筋肉を構成するたんぱく質を使ってエネルギーを生み出そうとするからです。

そして、骨を強くするためには、カルシウムだけでなく、たんぱく質、ビタミンDやビタミンKも必要です。
「骨粗鬆症」はロコモに移行しやすい疾患だそうです。

▼▼▼ 「ロコモ度テスト」「ロコチェック」「食生活」など、 詳しくはこちらから。
日本整形外科学会 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト( https://locomo-joa.jp/locomo/ )

 

20代、30代の若い人には、30年、40年先のことはピンとこないかもしれません。
ただ、いずれはやって来るその時に向けて、若いうちからしっかり運動し、栄養を摂り、身体を丈夫にしておくことが大切です。
なってから治すより、ならないようにするほうが時間も労力も少ないですしね。
予防は、若ければ若いほど、日々の生活のちょっとした工夫ですみます。

「日常的に体を動かす」「バランスのとれた食事をする」って、ロコモ予防だけでなく、ダイエットにもつながりそうです。

若い頃の自分に感謝!と思えるぐらい、いつまでも元気で過ごしたいですね。

 

参考 日本整形外科学会 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト 「ロコモONLINE」

writer: I

 


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